こんにちは、学習塾ヒーローズ塾長の木原です。
前回に続き、GWに取り組みたいお子さんとの関係性についてのお話です。

ビジネスで活用される対人関係の強化スキルを活用し、お子さんとの関係性を綿密にできる方法を考えてみましょう。
企業の組織で働くと、組織内外問わず多くの人と関わることになります。
友人関係とは違い、選択することができませんから、
そこには当然ながら軋轢が生じてしまうこともあります。
特に同じ組織内の上下関係で生じる潜在的な軋轢は大きく、
上手にマネジメントをしないと、ストレスがたまり、心身ともに悪影響を及ぼしてしまうリスクがあります。
一般的には、先輩社員がメンターとして任命され、後輩の仕事を振り返り、フィードバックを行っていますが、どれも形式的で、根本的な解決にはなっていません。

改めて、メンターとは、精神面で支えあう人間関係の一つで、模範を示すものを指します。
つまり、仕事(お子さんでいう勉強)のことだけを話しても不十分であり、その根本にある信念や価値観、考え方まで深掘りして共有しあうことが求められます。

ここで重要なこととして、メンターは必ずしも1対1の関係である必要はありません。
メンターを受ける人(メンティー)が求めるニーズをすべて満たす必要がなく、得意なことを教え、ネットワークを構築すればよいのです。

例えば、ご家庭によっては恋愛の話は何となくタブーとなっているところもあれば、友人関係のように、何でも相談し合えるところもあるかと思います。

お子さんも友人関係を無意識に使い分けているかのように、
ご家族にも話しやすい/にくい 内容があると思います。

さすがに勉強の話題を避けることはないかと思いますが、
普段話題としない場合は、普段からしやすいテーマから開始し、段々と移っていくのがポイントです。

また、自己開示も忘れないようにしてください。
メンターとは与えるばかりでなく、メンティーからも受け取ることが重要です。
自分の経験や気持ちを共有し、無防備になって、知ってもらうことで信頼関係を構築できます。

特に親子間で恥ずかしいと思いますが、
恐れずに「お母さん・お父さんも小さいときは、○○が苦手だった。どうしてかというと…」と打ち明けてみてください。

また、返報性の法則で、リスクのレベルを合わせることが重要です。
すなわち、メンティーであるお子さんが打ち明けた自己開示と同じレベルの話題を打ち明けさえすれば良いのです。
「英単語がなかなか覚えられない」といったお子さんに、
「私も英単語が覚えられず、勉強をしなかったら第一志望に受からなかった…」と言われても、びっくりしてしまいます。

そのレベルであれば、「私も何度書いても覚えられずに苦労したなぁ、ところでどういった所が覚えられないの?」と聞いてあげることが一つです。

ビジネスの世界では、互いの好感度が高まれば、仕事も自立的に取り組むようになり、結果として業績が上がるものです。

このようなメンターを通じた信頼関係の構築をぜひ試してみてください。