こんにちは、塾長の木原です。
いよいよ新年度を迎え、新しいスタートに心を弾ませているお子さん、親御さんが多いかと思います。
お子さんが躓くことなく新しいスタートを切れるよう、本日は『成長マインドセット』についてご紹介します。
モチベーション研究を手掛けるスタンフォード大学キャロル・S・ドゥエック教授によると
、人間のモチベーションには「成長型」と「固定型」の2つに大別できるようです。成長マインドセットとは、「自分の努力によって、能力は改善できる」という考え方で、固定型はその逆を指します。
つまり、自然と勉強をすることに夢中になり→わかることで楽しみを覚え→失敗を恐れなくなり→結果として、能力が改善(つまり、成績が上がる)というスパイラルが生まれます。

とても理想的な流れですよね。では、具体的にどのようにすれば『成長マインドセット』を育むことができるのでしょうか。

・成果よりも努力を褒める
まず、成果よりもその過程を褒めることです。
ついつい、「〇〇点とれたね!」と成果を褒めたくなりますが、成果を褒めると、人間は慢心する傾向があります。

子どもが怠けてしまい、チャレンジをせず、次回のテストで悪い点数をとり、勉強への恐怖感を覚えてしまいます。実際に小学生を対象とした実験でも、成果を褒めると成績が下がるといった結果が証明された事例があります。
https://innova-jp.com/how-to-praise-children/

成果だけではなく、お子さんの努力に目を向けて、
「今日は〇時間勉強できたね、すごい!」と過程を認めてあげてください。

・努力に加えて、選択、戦略にも目を向ける
どれを選べばいいのか、どんな順番で、どんな方法でやれば効果的なのかといった点も一緒に考えてみましょう。
むしろお子さんは、戦略を描くことに不慣れです。

親御さんの経験やなぜそれを選んだのか「対話」を繰り返し、お子さんだけの”勉強戦略”を築いてみましょう。
うまくいかなかった場合も、努力・選択・戦略を反省します。
例えば、点数が悪かった場合も結果に一喜一憂するのではなく、その過程を振り返ります。
例)
・テストまで間に合わなくて、自暴自棄になったのだな。だからもっと余裕をもって1週間前から始めよう。
・最初から難しい問題集から取り組んだのが、モチベーションに影響して悪くなった。だったらもっと簡単な問題集から始めよう。
がむしゃらに時間だけかければ良いというものではありません。よく、「有名校に合格するには毎日10時間勉強しなければならい」といった声をよく聞きますが、プリンストン大学の研究によると、時間だけで勉強の良さが決まらないと結論づけています。
http://home.kingsoft.jp/news/life/happyw/1837.html

ご自身にとって最適な具合を把握し、それにプラスアルファの負荷を加える位の勉強量がちょうど良いでしょう。

・測定可能な努力をしよう
成長マインドセットを持続させるためには、定点観測がポイントです。最近は勉強時間を可視化するアプリも出ています。
当学習塾でも、授業進捗管理や英単語帳など可視化しているので、塾生は納得できると思います。

「今週は試しに単語帳を使って単語を覚えてみた。結果として、覚えやすかった。」など、定点観測を過程に組み込み、うまくモチベーションを管理してください。

さて、いかがでしたでしょうか。
当塾でも新年度に向けて準備万全です。
ぜひ、分からないところだけでなく、「なぜわからないのか」「どうすれば改善できるのか」といった勉強の過程も聞いてください。