こんにちは、塾長の木原です。
受験の長い戦いも終わり、あっという間に卒業シーズンですね。
卒業生だけでなく、在校生にとっても一年の区切りとなり、
新たなスタートに向けて、気持ちを整える大切な時期です。
学校生活での素晴らしい門出を迎えるため、本日は学習する意義について考えてみたいと思います。

不確実性の時代、少子高齢化社会、グローバル化、テクノロジーの進化…と、現在は目まぐるしい変化を繰り返しており、
平成の次のもより一層私たちの生活に影響を及ぼすに違いありません。
例えば、人口統計では、10年後には1人が1人を支える時代は避けられません。
最近は統計問題で巷を騒がしていますが、人口統計は、最も信頼がある統計ともいわれています。

つまり、年功序列や定年退職は崩壊し、元気な間は生涯現役で働き続け、自身で生計を立てる、
しかも1社にいれば安心というわけではなく、例えば週末になったらスキルを活かして働く姿も考えられるでしょう。
2020年には平均寿命も100歳に到達するという統計データもあります。
つまり、人間の寿命はどんどん伸びていきます。

そんな変化の大きい、超長期のキャリアを描かなければならない未来、20年分の学習の「貯金」だけでは足りません。
つまり、大人になっても、「学びながら働き、働きながら学ぶ」というサイクルが重要となります。
そのためには、詰込み型の知識では限界であり、いつまでも学習を続け、創造力を発揮するための「エンジン」の構築が重要となります。
新しいことを楽しみと捉え、挑み続けるマインドセットです。

さて、話を教育現場に戻しましょう。

日本の教育方針も、プログラミング教育の必修化、英語科目の拡充、センター試験の廃止など
アウトプット志向の学習指導要領への移行の過渡期です。
将来はアウトプット志向型の学習がより高まります。

しかし、今はどうでしょうか。
残念ながら、学校教育だけでは、十分とは言えないでしょう。
それは、学校という1対多の教育を行う構造上、仕方もないことです。
子どもたちの考えを尊重しつつ、学習することの大切さを諭すコミュニケーションを繰り返し、
まずは信頼関係(ラポール)を構築し、その先に勉強を集中して取り組める環境づくりが大切となります。
時間的、物理的両面において限界がある学校に加えて、
ご家庭や第三者によるフォローならびに承認が子どもたちの心身の成長には欠かせないという事ですね。

私たちは学習教材を通じて、「学力」という知識の定量的数値の向上だけでなく、知的好奇心を満たす楽しさ、新しい学びを得る高揚感など、子どもたちが自立的に学び続けるマインド、すなわち学習の「エンジン」づくりにも取り組んでいます。

変化は必ず起きます。
その中、最も大切なのは、その変化をチャンスに変える能力を身に着けているかどうかでしょう。