こんにちは、塾長の木原です。

私立高校入試まで、あと3日となりました。
平常心で、日頃の自宅や学習塾での頑張りを、テストを通して楽しむ気持ちで臨んでください。

さて話題は一変しますが、嵐が2020年をもってグループとしての活動を停止するとのニュースで話題がいっぱいでね。

言わずもがな国民的なアイドルとして、日本のトップランナーとして活躍をし続けてきて、
音楽、テレビ、映画、雑誌と彼らを見ない日は無いくらいです。
日本の文化活動の代表とも言える素晴らしい活躍を続けており、
一消費者として、これからも続くのだろうな~と一時の安心感を抱いていましたが、180度
逆の現実となりました。

不確実なことは突然起こります。
当たり前、と思っていた日常が、一気に方向転換してしまうのです。
そうした不確実性が高まる昨今、これだけをやっていれば間違いないという正解はありませ
ん。

立場上、心苦しい所ではありますが、勉強だけしていればよい、とも言えないでしょう。
勉強はあくまでも手段です。『その先のやりたいこと』に繋がる階段にしかすぎません。
『その先のやりたいこと』に勉強が階段として必要でなければ、無理をして100点を目指す
、としなくても良いのかもしれません。

まずは、『その先のやりたいこと』につながるに自分の人生の指針、
つまり”志”を持つことがいかに重要ではないでしょうか。

志とは、一定の期間、人生をかけてコミットできるようなことです。
例えば医師になりたいと思ったら、必要となる勉強や人脈つくりを積極的に行うことです。
では、一度決めたら、貫き通す必要があるのか?と言われたら、そんなことはありません。
肩の荷が重くなり、目的と手段が逆転してしまいますね。
志も、人生の様々な刺激を受けながら、変化をさせながら「成長」させていくと考えるとよ
いと思います。
感動したこと、うれしかったこと、くやしかったこと、日々の機微を通して志のアップデー
トを図ってください。

また、志は他人と比べるようなものではなく、個人的なものです。
友達が○○大学を目指すから、という尺度ではなく、
○○はダサいと後ろ指をさされようとも、ご自身の価値観や想いを大切に、深く考えてみる
ことが大切です。
自分自身が得意なことは何だろうか、何がやりたいのだろうか、と自問自答することです。

一方で、親御さんにお願いです。
お子さんは、人生について深く考える“やり方”がわかりません。
この先、どんな大学や仕事があるのか、そしてその選択肢にはそれぞれどのような醍醐味や
苦労があるのか、
人生の”先輩”である、親御さんから問いかけてあげてください。
その時、「こうあるべきだ」「それは違う」と頭ごなしで否定せず、受け入れてあげてくだ
さい。
対等な一個人として、彼らの価値観を優しく見守ってあげることが大切です。

コミュニケーションのきっかけは、些細なことからでかまいません。
「友達と遊んで、どんな時が楽しかった?」「ゲームをやってどこで一番わくわくした
?」「最近の○○って曲のどんなところが好きなの?」
こうした1対1のコミュニケーションをぜひ繰り返してあげてください。

こうした行為を心理学では、『意識の外在化』と呼ばれます。
大切にしている価値観や煮詰まってしまった悩みなど、複雑な想いを口に出す、
すなわち、お子さん自身に「客観視」して見つめるためのひとつの方法です。

自分自身で悩み抱え込むと、どうしてもネガティブな方向に流されてしまいます。
特に子どもの世界は、時には残酷です。周囲からのストレスによって、問題点と自分をイコ
ールで結んでしまいがちです。
自己否定は自分から発揮できるはずの「潜在能力」や前向きな「気力」そのものまで奪い取
ってしまいます。
だからこそ、自身と問題を別のものとして分けて考える『外在化』が不可欠になるのです。

普段とは違うコミュニケーションで最初は戸惑うかもしれません。
しかし、どんな時でも味方だよ、と見せることで安心して建設的で前向きな志が醸成される
ことでしょう。